今回はオーケストラの打ち込み音源の、ストリングスがショボいのでも、少しまともな音質にならないかという案件。
とりあえず、うちのスタジオにある音源をチェック&駆使して、ストリングスを打ち込み直し。
納得いくタイミングや表現になったところでソロにして、スピーカーから再生。
それをマイクで録音。
こうやって一度空気に触れさせると、温かみや存在感が増してきます。
録音したストリングのトラックを音作りしてミックスして、今度はCDレコーダーへ。
2トラックにしたものを今度はCD-Rに録音。
再びCD-Rからパソコンへ音声を取り込んで、最後、マスタリング。
しっかりと音質に拘った仕事…数は少ないですが、スタジオの能力を目一杯使ってこなす案件は、気合が入ります!
丁寧にオブラートを引っ付けていくような、繊細な作業。気づくと、無我夢中です。